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ついにアメットビーの新商品が発売されました。商品名は「アメットビー速ぬり(はやぬり)」 アメットビー登場から5年を経て、
トレードマークの「首ふりヘッド」までが劇的な進化を遂げる、 初のフルモデルチェンジです。
開発ストーリーも、いよいよ最終回。
今回は、開発秘話(後編)をお送りします。
前回までを読み逃した方はコチラをどうぞ
(前編)  → (中編)

【第6回】新アメットビー「アメットビー速ぬり」(後編)

「遠くまで」塗れることと「塗りやすさ」の追求の末に「ロング&ワイド」というアイデアに辿りついた開発メンバーですが、まだ満足する訳にはいきません。
長く親しまれてきた「首ふりヘッド」に代わる新しい機構は、「塗りやすさ」をさらに追求した、画期的なものであるべきだと誰もが思っていたからです。
そして、ついに完成した「塗りやすさ」を、さらにきわめた画期的な工夫。それが『回転式2wayヘッド』です。

特集ページでも紹介していますが、ヘッドを回転させることで『ロングモード』と『コンパクトモード』の両方のモードを切り替えながら塗ることができます。
『ロングモード』は業界最長32cmのロングサイズ。「遠くまで」ラクラク届くので、大型車のフロントガラスでもしっかり塗れます。158cmの人(女性の平均身長)が国内主要車種の9割以上の車に踏み台なしで塗布できます。
『コンパクトモード』は18cmのコンパクトサイズ。折りたたんだまま塗布できる独特な形状は、近くを塗る時にはバツグンの操作性を発揮します。
そして『回転式2wayヘッド』は収納にも便利な形態となりました。最長32cmの長さながら、収納時にはアメットビーロングとほぼ同じ長さ(18cm)に収まるのです。

いよいよ難関の「液出し機構」の開発です。この部分の開発は最初から最後までチャレンジの連続でした。
1つめのチャレンジは「液出し方向の逆転」でした。今までのガラス撥水剤の塗り具は、ボトルであるという発想がベースにあるので、ドレッシングのようにひっくり返して、液を出すのが当たり前でした。つまり液を落下させる訳です。
しかし、今回「アメットビー速ぬり」をテストしてみて分かったのは、多くの人がボトルを上に向けたままで持ち、「下から上」へ液を送り出そうとしていたのです。これは、アメットビーのことを「容器」ではなく、「道具」として受け入れてくれている証明なのだと、開発メンバーは喜びました。
このテスト結果を踏まえて、ガラス撥水剤としては画期的な、液を「下から上」へ送り出す機構の採用を決めました。


次のチャレンジは『ロング&ワイドフェルト』への対応でした。
「アメットビー速ぬり」のフェルトの長さは今までの2倍もあります。液剤がフェルトに浸透していくスピード任せでは、全面に広がるのに時間がかかり過ぎます。
開発メンバーは「アメットビーロング」の「2方向ジェット噴射」が今回も利用できると考えていました。ですが、その考えが甘いことにすぐに気が付きました。
『ロング&ワイドフェルト』の長さは従来品の比ではありませんでした。液は、全面どころか半分さえ、まともに広がりません。 この機構の開発だけで半年以上の期間が過ぎていきました。試作した機構の種類は数知れず、何度もモニターテストを繰り返し、ついにフェルト全面に液が広がる機構が誕生しました。
『瞬速液出し機構』 …それは目に見える形としては、フェルト上の10個の穴でしかありません。ですが、この工夫が『ロング&ワイドフェルト』を十二分に活かす重要な機構となっているのです。

最後の難関は『回転式2wayヘッド』と『瞬速液出し機構』の両立でした。「回転する機構」は塗りやすくなる反面 、「液出し機構」にとっては思わぬ障害となりました。というのは2つのモードは液を送り出す方向がまったく異なるのです。 図のように『ロングモード』では、液を上に送り出す状態になります。そのため液が出にくくなります。しかし出にくいなと思って『コンパクトモード』に変えた途端、液が下に流れる状態となり、逆に液が出過ぎてしまうという事態が生じるのです。 開発メンバーは、細部に至るまで検討、開発、調整を重ね、ついに2つの機構を両立させることに成功しました。 その工夫は、些細なことばかりですが、穴の個数、位置、サイズの調整でした。開発は画期的なアイデアだけでは出来ません。このような細部の作りこみの集大成として「アメットビー速ぬり」は出来上がりました。もし、手に取る機会があればフェルトにある10個の穴をご覧ください。そして、宜しければ、ぜひ「アメットビー速ぬり」を使ってみてください。

「アメットビー速ぬり」はついに完成しました。
少しでも多くの方に使っていただき
「塗りやすさ」と「雨をとばす」性能を感じていただきたいと思っています。
ぜひ宜しくお願いします。